snowy rainのブログ

あとどれくらいかな

泣き上戸

私は小心者のせいか


お酒を飲んで


楽しい気分になるのが大好きだった


気分が落ち込んだ時なんか


お酒の力を借りて


気持ちの切替をする


それもあるが


基本は


お酒好きなのだ



息子も強くはないが


よく友達と飲みに行っていた


息子のパソコンには


みんなで深酒して


潰れている写真なんかも残っていた



昨年の12月31日、


私が正月料理の準備を飲みながらしていると


「俺も飲むかな~」


と味見がてら料理を少しつまみに出し


二人で飲んでいたところに


娘が帰ってきて


「もう飲んでんのかよ~」


と言われて笑っていた事が思い出される



やっと自分の子供と一緒に飲める時が来た


夢が叶ったなと.....




それが最後になって.....




今は


お酒を飲むと


無性に寂しくなる


ビール一杯くらいでは大丈夫だが


自分が酔っ払う量を飲んでしまうと


必ず泣き上戸になるようになった




息子に逢いたいよ


息子は何故いない


息子は何故死んだ


声が聞きたい


逢いたい


逢いたい


逢いたいよ

クラクション

仕事で車を運転中に


前方で車を誘導している人がいた


手袋してる


なんだ?と停まると


そこは葬儀場


皆が見送っている



霊柩車がクラクションを鳴らす




一瞬で


あの時を思い出した



出棺の時.....


息子の体がある状態で


もう我が家に帰ってくる事はない





寂しくクラクションが鳴り響いた





丁寧に組まれた息子の手は


ドライアイスで凍っていた


水から引き上げられた時は曲がったままだった足は


スラリと伸びて


頬や唇の柔らかい感触


フサフサの髪の毛は生きていた時と同じ手触りで


そのうち


「やめろよ~」と薄目を開けて


ニヤリと笑い出しそうな.....





布団の上で


本当に寝ているようだった息子の最後の姿









運転中なのに


涙が溢れてとまらなかった

ばぁちゃんの優しさ

仕事で水を使う日は長靴を履く


が、時々用意していないのに


水仕事を急にやる時がある


そうすると


もちろんズボンも靴もびしょびしょになる


家に帰って靴下を脱ぎ風呂場へ直行する


靴はさすがに乾かないな....


明日は違う靴を履いて行こう




次の日


あれ?昨日履いていた靴に新聞紙が詰めてある


中を触ってみると乾いてる!


わぁ!


ばぁちゃんがやってくれたの!?


ありがとう!!


と、言うと


「○○(息子の名前)が学生の時、


雨の日はいつも濡らして帰って来たから


よく、ドライヤーをかけて新聞紙を詰めておいたんだよ.....」




私も同じ事しちゃったんだね


ドライヤーをかけているとき


息子の事を思い出していたんだろうな




私が夜遅くまで仕事ばかりしていたから


息子はばぁちゃんと過ごす時間が多かった


私にはあまり話してくれなかったけど


ばぁちゃんとはたくさん話していただろう





辛いのは私だけじゃないんだな