snowy rainのブログ

あとどれくらいかな

想像

早く日常の生活を取り戻さなきゃと思って


仕事に復帰したけど


朝行くとき


昼休み帰るとき


夕方帰るとき


車の中で


息子を必ず思い出す


今日は


また最期の姿を想像してしまう


どんな思いで


その場所へ行き


最期に息子は何を思ったのだろう


恐くなかったのかい


私はその場所へ行ったとき足がすくんだ


でも


息子の部屋は


明らかに帰ってくる事を想定していた


すべてやりっ放しだった


ご飯も炊きっぱなし


趣味のプラモデルも途中


冷蔵庫の中も最近買ったものがたくさん


新しいプラモデルの箱も山積み


後でわかったが正月過ぎに大量にプラモデルを買っている


オシャレなコートも今年になって買っている


それでその月に......


なぜ逝ったんだ

約束

私の母が息子の祭壇に向かって


ずっと座りつづける


小さな声で何か話してるようだ



お正月に息子が帰る時


「ばぁちゃん、じゃあ帰るよ、ありがとね」


「今度いつ来る?」


「そうだなぁ 2月に来るよ」




2月に入る前に逝った息子


約束したじゃんか


他にもしていただろ


友達にも、従兄弟達にも


釣りの約束や、遊園地に行く約束


守れよ


なぜ逝ったんだ

叔母さんの言葉

叔母さんは


長い長い闘病生活の末


昨年12月に長男を亡くされた


叔母さんも体を壊し不自由な生活を強いられている



私の息子はその翌月逝った


すぐには伝えられなかった


やっと


昨日伝えた


叔母さんも衝撃を受けていた


そのあと静かに言った


「きついこと言うよ


いないものはいないの


でも22年間の寿命を精一杯生きた事を


褒めてあげなさい」


そう


きっと何回も壁にぶち当たり


その度頑張ってきたのだろう


息子の友達も言ってくれた


「こいつが幸せで楽しかった時間は


必ずあった」


みんな


ありがとう


残された者は前を向かなくちゃ